それは願望に近い、祈り
2005年9月4日ただ、光が見たくなかった。
蓋をして、
息を殺して、
自分の思考を停止して、
それでおしまい。
それなのに、
僕は光を見てしまった。
惹かれてしまった。
冷たく嗤う君がそこにいた。
「もう十分だろう」
そう言って、
冷たく嗤いながら僕を引き上げた。
どうして僕をこのまま、向こう岸に行かせてはくれないのだろう。
どうして君は、僕を何度も此方側に引き上げるのだろう。
答えは見えぬまま、
今日も、
向こうと此方を行き来。
浮かぶは君の冷たい嗤う顔。
嗚呼、僕は君から逃げることなんて叶わない。
蓋をして、
息を殺して、
自分の思考を停止して、
それでおしまい。
それなのに、
僕は光を見てしまった。
惹かれてしまった。
冷たく嗤う君がそこにいた。
「もう十分だろう」
そう言って、
冷たく嗤いながら僕を引き上げた。
どうして僕をこのまま、向こう岸に行かせてはくれないのだろう。
どうして君は、僕を何度も此方側に引き上げるのだろう。
答えは見えぬまま、
今日も、
向こうと此方を行き来。
浮かぶは君の冷たい嗤う顔。
嗚呼、僕は君から逃げることなんて叶わない。
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