コウノトリ伝説

2005年8月23日
「春だな」
「桜も咲いてるからな。間違いなく春だ」
彼はマックシェイクを、ずずっと一気に飲み干す。少し見苦しい。

「コウノトリは大変だな」
「そうだな………はァ?」
訳の判らない思想に思わずポテトを噴出した。
「汚いぞ」
お前の顔が汚い。なぁんてツッコミは置いといて。
「なんでコウノトリ?」
馬鹿か、コイツ。いや馬鹿なのは以前から知っていた。

以前、煙草を買おうとしたら。

「妊娠できなくなるから寄せ」

とか、訳の判らないことを言った。


以前、道を歩いていると2人組の女子高校生が向かいからやってきた。そうしたら。

「彼女、妊娠中にそんなキツそうな服着てると赤ん坊が苦しがるよ?せっかくコウノトリと農家の人が運んできてくれたんだから大事にしなさい。そこの彼女、君も旦那ならきちんとしたマタニティ服を着せてあげなさい」

とか言い出した。彼女たちは怒った。当たり前だ。
まぁあの体型なら見えなくもない。しかも制服はピチピチで今にも弾けんばかりだった。が。言い出すのは不味いだろう。しかも、隣の彼女は明らかに女の子、だったのにも関わらず旦那扱い。どうゆう眼(神経)をもっているんだろうコイツは。
その後彼女たちに平手うちされた俺がいた。なんで?

彼は天然記念物級の特大馬鹿だ。

しかも何故か突拍子のないことを言い出すのは妊娠の事に関して。

彼は言う。

「春は妊娠が盛んだからコウノトリは何人も赤ん坊を運ばなきゃなんないんだ。忙しかろう」

尊大に、馬鹿げた事を、当たり前のように言った。
馬鹿だ。

「しかし、何でキャベツに落とすんだ?農家の人たちも各家庭に引き渡すのは大変だろうなァ」

俺に聞くんじゃない。回りの奴らが異様な眼で俺らを見てるじゃないか。隣の席のやつなんか笑ってるぞ。

俺、何でこんな奴と友達なんだろう。








この年でコウノトリは信じていないけど、こんな奴いそうかなぁっと思って書いてみた。。。。
すみませんでした(平謝り)

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