スイマーは我が人生の最大の敵であり味方である!
2004年4月10日『体感温度』
吐息。
絡まる視線。
交わす言葉。
一層強く感じる匂い。
沁み込んだ甘い囁き。
ささやかな痛みは柔らかな刻印。
刻まれた華と刻んだ爪あと。
熱く、見知った温度を身に馴染ませ、
触れられる大きな手に包まれて、
夜を跨ぐ。
すべて儚い夢みたく、
悲しいくらい優しい夢みたく、
実態の無いものだけど。
この躯に残る温度だけは本物だから。
躯の奥に残る熱く、甘い熱。
熱を灯したのがアナタなら、鎮めるのもアナタしか居ないでしょう…?
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