ご冥福お祈りいたします。(旅の日記はまた明日。秘密も明日です)
2004年4月1日帰ってきて早々、悪いお話。
身近な方が亡くなりました。
以前アルバイトしていたお店の店子さんです。
仲良くさせて頂いていたからで本当に美人な方でした。
よく自分の子供のことは嬉しそうに話していたのは今でもよく憶えています。
携帯の待ち受け画面に可愛らしい写真を私に見せてくれて
「結構ブサイクでしょ?ウチの子」
嬉しそうに。
「でね、アタシが朝帰ったら子供がね、外に出て、あれ、スクーターでね「ママー」って手振ってんの」
「理由聞いたらね、「ママが遅いから迎えに行こうと思ったの」だって、バカだよねー?どこにいくつもりだったんだろう?あの子」
「でもさ、あの子よく見たらパジャマ姿だったのよ、まったく危ないなぁ…」
本当に楽しそうで。
「へぇーそうゆうの好きなんだ?アタシはねー、恋愛モノが好きだよ。あの映画の原作とか買ってね読んでたりするんだ」
「今度貸そうか?読んだら感想聞かせてね?」
「じゃあアタシにも簡単そうなの貸して?」
結局本は借りました。
感想もありがとうも言えずに終わってしまいましたけれども。
一緒に居た時間は少なかったけれど、すごく楽しかったです。
買ってきたジュースをくれたり、お菓子もくれたり。
始めてもらって給料を一緒に喜んでくれたり。
みなさんと一緒に話をしてくれたり。
ちょっとした愚痴も聞いてくれて、勉強も教えてくれると言っていた。
「数学はアタシ強いよー」
なんてこともあって
「今度ウチのカレー食べにきなよ?美味しいよ、子供ようだから甘いけどね」
「ほら家も近いし!ね?あとはー、やっぱ一度は飲みに行こうね!」
何があったのかは私も知りません。
でももう居ないです。
土曜日は通夜。
お別れをしてきます。
でも今ここで。
ご冥福を心よりお祈りいたします。
どうぞ安らかに眠っていてください。
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