融けて混ざったら同じ温度になる…。

と君が嫣然と微笑んだ。

 
その微笑みに笑うことでしか返せない。
そんなにも儚く、透明な君を見ていられなかったのかも知れない。

 

静かに、息を止めて。

 

 
真夜中過ぎ、外では春めいた風が吹き荒れ窓を叩く。
こんなにも五月蝿い夜だからかも知れない、離したくない。

 
世界に立った2人。

寄り添って抱き合ったまま、こうして二人の世界が完成する。
見て、触って、聴いて。
感じていたい全て。
眼を閉じても居るのは君だと信じさせて欲しい。
情けないかな…?

 
ねぇいっそ私のモノにならないかな?
 

 
繋いでいたい訳じゃないけれど、一緒に居たい。
一緒に居たいけど、それだけじゃ足らない。
足らないと言って触るけど、触っただけじゃ判らない。
判らないから、また触るけど、そんな生易しい感情じゃない。

だからって……傷付けたいんじゃない……。

どうしようもない……。

こんなにも溺れているから。
こんなにも求めてしまうから。

怖いね……。
 
きっと眼を閉じても居る君が答えなのだろうけど。
見れないままなのは……。どうしてないんだろうね…。
  

 

愛を上げたいヒト。
愛をもらいたいヒト。
一緒に居たくて、居れなくて。
どうしようも無いほど好きで好きで好きで…スキ。
こんなに思うのは君しか居なくて……。

  

本当に混ざって溶け合えたらどんなにいいことだろうね…。

 
こんな夜だから、 

君の子守唄が聴きたい。

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